適正な施工など呼び掛け 違反建築パトロール 違反建築防止週間
違反建築防止週間(15~21日)に合わせ愛媛県松山市の担当職員や建築士ら20人が19日、市内の建築工事現場を巡回し、適正な施工などを呼び掛けた。
市役所別館駐車場であった出発式で、市都市整備部の隅田完二開発・建築担当部長が「広く建築基準法の目的や内容を知ってもらい、市民の安心安全を確保したい」とあいさつ。3班に分かれてパトロールに向かった。
富久町の分譲住宅建築現場では5人が調査。メジャーや測量用ポールを使って建物の大きさや軒下の高さ、道路までの距離などを測り、建築確認申請の図面通りか確かめた。
市建築指導課によると、点検した一戸建て住宅やマンションなど計28件のうち、建築確認申請の表示板を掲示していない不備3件をその場で指導した。