タイの政府機関で海外企業の誘致を担う「タイ投資委員会(BOI)」と、えひめ産業廃棄物協会(本田昭会長、会員424社)の会合が4日、愛媛県松山市南持田町の愛媛銀行研修所であり、BOI担当者が「廃棄物の量に対し、業者が不足している。特に環境分野の技術が必要だ」と訴えた。
 会合は産廃協会加盟社で、海外展開を検討する取引先の要望を受け、同行が初めて開催した。計約20人が参加した。
 会合を前に本田元広頭取と懇談したBOIシニアエグゼクティブ投資顧問のヒランヤ・スチナイ氏は「協力してイベントやセミナーを催し、中小企業進出を促したい」とし、本田頭取は「成果が出るよう積極的に応援する」と応じた。