愛媛県松山市堀之内の県美術館で開催している特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」(NHK松山放送局、愛媛新聞社など主催)の来場者が4日、1万人を突破した。
 1万人目は、ともに伊予高校3年の2人。セレモニーで同展グッズのぬいぐるみや図録が贈られた。
 2人は「学校で学んだ内容を見ることができるので楽しみにして来た。記念の1万人目でうれしい」「アノマロカリスに興味があるので本物の化石を見てみたい」と喜んでいた。
 同展は、人類誕生に至る約40億年の生命の道のりを、各時代を代表する貴重な化石や精巧な復元模型など約250点で紹介。国立科学博物館(東京都)の監修で、最新の研究成果や映像資料から壮大な進化の歴史を分かりやすく解き明かしている。4月3日まで。