久万高原町産の木材に触れるきっかけにしてもらおうと、同町菅生の造林会社「久万造林」が、町産スギを使ったスマートフォンスタンドを開発した。スピーカーの部分を差し込むと、木の反響で音が増幅されるスピーカー機能を備えたスタンド。開発した社長の井部健太郎さん(49)は「気軽に使って」とアピールしている。
 スタンドは高さ約8㌢、横と奥行き各約10㌢。スギ板をレーザーで加工したパーツ9枚を組み合わせて作る。スマホを縦に差し込むと、正面の空洞から従来音の約1.5倍に増幅された音が流れる。