町長に佐川氏が無投票再選、町議は選挙戦に 砥部町長・町議選
任期満了に伴う愛媛県砥部町長と町議会議員選挙が24日告示され、町長選は現職の佐川秀紀氏(66)=無所属、同町万年=以外に立候補の届け出がなく、佐川氏が無投票で再選を決めた。
町議選には定数16に対し、現職13人、新人4人の計17人が出馬し、29日の投開票に向けて論戦を展開している。
両選挙は2005年に旧砥部町と広田村が合併してから4回目。
副町長経験者同士の一騎打ちとなった2013年の前回町長選で初当選した佐川氏は、2016年の9月定例町議会で、子育て支援の強化や福祉の拠点整備などに取り組むとして再選出馬を表明。公約として、福祉のまちづくり▽砥部焼の振興▽地場産業の強化―などを掲げた。
佐川氏は、砥部町出身。1968年に旧砥部町役場入りし、総務課長や新町の収入役を経て、09~12年に副町長を務めた。