皆生温泉へお客回帰訴え 宣伝隊が松山訪問 鳥取中部地震でキャンセル多数
10月の鳥取県中部地震を受け、観光客が減少している皆生温泉(米子市)の宣伝隊が11日、愛媛県の松山市役所を訪れ魅力をPRした。
米子市観光協会によると、皆生温泉は中部地域から50~60キロ離れており地震被害はなかったが、現在までに約7500人の宿泊キャンセルが出ている。
宣伝隊は同協会や皆生温泉旅館組合、市議ら6人。協会の野島譲会長が「6日から松葉ガニが解禁になり、賞品が当たるキャンペーンが20日から始まる。ゆったり温泉につかって、おいしいものを食べてほしい」と述べた。
2018年に開山1300年となる大山(大山町)、水木しげるロード(境港市)など周辺を含めた魅力もアピール。梅岡伸一郎副市長は「今ちょうどいい季節で、これからスキーシーズンも始まる。PRに協力したい」などと応じていた。