高齢者ドライバーによる交通事故が全国的に多発する中、愛媛県警察大洲署は21日、署と内子交番の前に運転免許自主返納制度をPRする看板を設置した。
都市部に比べ交通機関が少ない大洲署管内では今年、20日現在で65歳以上の高齢者の事故が97件発生。事故全体に占める割合は54.5%で県内の41.5%と比べても高い。対向車線はみ出しや不注意な飛び出し、ブレーキとアクセルを間違える事例があるという。
看板は、ドライバーの目に留まるよう縦1.2メートル、横2.4メートルと大きめ。各事業者と連携した返納時の特典が描かれている。