中村時広知事は21日、県庁で定例会見した。2017年の愛媛国体・全国障害者スポーツ大会に関し、競技施設を仮設で整備したり競技用具や備品を他県などから借用したりする取り組みを進めた結果、現段階の試算で計16億円以上の経費節減の効果が見込まれると明らかにした。
 中村知事は「手作りで身の丈に合った両大会を目指す」との基本的な考え方を強調。プールは仮設で整備し国体後に解体して内子町の町営プールで再活用するため節減額が概算で3億円に上るとした。