愛媛県高校国際教育生徒研究発表会が7日、伊予市下吾川の伊予農業高校であり、11校の生徒と留学生が海外での体験などを基に、異文化理解や国際協力についての思いを語った。
 県や県教育委員会などが主催し、グループによる研究発表と個人による意見発表が行われた。
 貧困に苦しむインドネシアの村を訪れた生徒は、帰国後、発展途上国に学校を建てる募金運動を手伝うなどし「将来、途上国の子どもたちが笑顔で夢を語れるよう支援する仕事に就きたい」と発表。互いの価値観を認める大切さ、海外で農林業に携わる夢を語った生徒もいた。