県人主役の漫画雑誌第6弾 松山の専門学校生制作
愛媛について楽しく理解を深めてもらおうと河原デザイン・アート専門学校(松山市二番町1丁目)の学生が第6弾となる漫画雑誌「LINK―愛媛を魅せる物語」を発刊、同校で11日、愛媛出身の偉人や名所などを分かりやすく描いた力作を披露した。
2010年から毎年発刊し、第6弾は漫画クリエイター科の44人が編集、営業、制作の3部門に分かれて「より親しみやすい内容」を目指して制作。
同校の卒業生で現役漫画家いづみかつきさんや、ビール業界の発展に寄与した事業家高橋龍太郎など愛媛出身の人物の活躍を取り上げたほか、石鎚山を舞台にしたオリジナル漫画など計7話で「挑戦する力やあきらめない気持ちの大切さを訴えた」という。
A5判、192ページ、約2千部発行。県内の図書館や美術館、観光名所など1500カ所に無料配布する。