国内の軽自動車販売の苦戦が続く中、愛媛県内でも売れ行きが低調だ。四国運輸局が17日までに発表した新車販売台数によると、7月は前年同月比18.6%減の1773台で、7カ月連続で前年実績を割り込んだ。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が出た1~3月に続き、4月の軽自動車税引き上げの影響が長引いているようだ。
 運輸局の統計によると、1月に20.2%減と前年割れに転じて以降、2桁のマイナスが続き、軽自動車税が自家用乗用車で7200円から1.5倍の1万800円に引き上げられた4月に24.9%減まで落ち込んだ。6月は2.0%減に縮まったが、7月に再び広がった。