愛媛県は17日、新長期計画・愛媛の未来づくりプラン第2期アクションプログラム(2015~18年度)の施策の優先度を探ろうと実施した県民アンケートの結果を公表した。55施策のうち特に優先的に取り組むべきだとの回答は「地域に根差した産業の振興」が最多。「原発の安全・防災対策の強化」が2番目だった。
 県庁であった有識者による推進懇話会で県が報告。調査は16年度の重点戦略方針策定へ県政モニター205人を対象に15年6月に実施、155人が回答した。回答者のうち初めて依頼した学生モニターは68人。
 結果、一般と学生のニーズの差が鮮明に出た。一般は原発の安全・防災対策強化、新産業創出と産業構造強化が上位だったのに対し学生は魅力ある観光地づくり、交通安全対策の推進という順位になった。