県消防学校の2016年度初任教育訓練生の入校式が5日、松山市勝岡町であり、県内12消防局・消防本部に採用された18~27歳の男性58人が消防人としての一歩を踏み出した。9月23日までの約半年間、知識や技術の習得に努める。
 近藤正典校長は、近い将来の発生が懸念されている南海トラフ巨大地震などに触れ「消防機関にはこれまで以上に大きな役割が期待される。十分な覚悟を持ち心身の鍛錬にまい進してほしい」と激励した。