宇和海特産の真珠の生産現場を体験しようと、環太平洋大短期大学部(愛媛県宇和島市伊吹町)の学生29人が21日、同市三浦西の養殖場で真珠の核入れに挑んだ。
 真珠のように光り輝く女性になってもらいたいと、同短大部が毎年実施。養殖加工販売を手掛ける土居真珠が協力している。
 学生は、女性スタッフの説明に耳を傾けながら、貝殻を削って球形にした直径5ミリほどの核をアコヤ貝の中に入れ込む作業を熱心に観察。核をすくい取る挿入器など専用器具を手にし早速挑戦したが、細かい作業に苦戦していた。