愛媛県の石鎚山(1982メートル)で登山客が集中する石鎚神社のお山開き大祭に合わせ、久万高原署や西条署などの山岳警備救助隊員らが1日、久万高原町の土小屋などで登山の安全を啓発するチラシを配布した。
 今年から8月11日が祝日の「山の日」に制定されることもあり、登山客の増加に対応しようと実施。土小屋のほか、西条市側のロープウエー駅などで注意を呼び掛けた。
 土小屋では、久万高原署や県警本部地域課の職員が、登山客や近くの宿泊施設の職員にチラシを配布。白紙の登山届も手渡し、警察官は「登山の際には提出するようにしてください」などと声を掛けた。