匠の技が競演する「砥部焼伝統工芸士会展2016」が愛媛県砥部町大南の砥部焼伝統産業会館で始まり、個性豊かな作品が来館者の目を引いている。31日まで(12、18、25日は休館)。
 国が認定する伝統工芸士は、砥部焼では現在16人。砥部焼伝統工芸士会(酒井芳人会長)を結成し、高度な技術・技法の伝承や、時代に適応した砥部焼の創造、後継者育成を目的に活動している。展覧会は毎年夏と冬に開催し、37回目。
 会場では、16人の砥部焼伝統工芸士が手掛けた約280点を展示販売している。