神秘的な夕日と巨石群 松山・白石の鼻で観賞会
愛媛県松山市高浜町6丁目の白石の鼻で20日夕、沖合に積み重なった巨石の隙間から差し込む夕日の観賞会があった。日の入り直前の太陽が雲に隠れ、絶好の観賞条件とはならなかったが、参加者は夕日と巨石が織りなす神秘的な雰囲気を味わった。
松山・白石の鼻巨石群調査委員会(仲矢文和代表)が主催。隙間に夕日が差し込む現象は、春分からの約1週間と秋分までの約1週間に発生。夏至や冬至ごろには別の巨石にも夕日が差し込むことから委員会は観賞会を年4回開いている。
この日は午後5時40分ごろ、白石の鼻一帯が夕日でオレンジ色に染まり、参加者の期待は一気に高揚、次々とシャッターを切った。ところが、日の入り直前の同50分ごろには太陽が雲に隠れてしまい、ため息が漏れた。