地域防犯や見守り活動に役立てようと、愛媛県新居浜市船木地区の社会福祉協議会や民生委員などでつくる船木地域ケアネットワーク推進協議会(星加勝一会長、約60人)が地区内の空き家情報の収集や調査に取り組んでいる。
 見守り活動の充実や被災時の災害弱者支援につなげようと、同協議会が2010年から実施。市販の住宅地図に、会員が把握している独居高齢者宅や高齢者世帯を書き込んで毎年更新し、情報を共有している。ことしは新たに、犯罪や放火の被害に遭いやすい空き家の情報を加えた。
 12月上旬には船木の特別養護老人ホームふたばの森で会合があり、会員約50人が参加。8班に分かれ、日ごろの活動で把握している情報を持ち寄った。