来年に創作活動55周年を迎える愛媛県松山市出身の絵手紙作家、小池邦夫さん(73)=東京都狛江市=の企画展が20日、東京都墨田区、東京スカイツリータウン・ソラマチ内の郵政博物館でスタート。作品のほか画材や制作時の写真も展示し、来年3月29日まで開かれている。郵政博物館主催。
 小池さん自身、この日が初めての鑑賞で「作品がこんなによく残っていたね」との感想も。約30年前の作品には「若かったころのエネルギーあふれる様子がよく分かる。今は体力もなくなり、あのようなのは描けないなあ」と懐かしそうに振り返っていた。
 会期中、小池さんの記念講演(3月15日)などのイベントも予定。郵政博物館は入館料300円(小中高校生150円)。問い合わせは同博物館=電話03(6240)4311。