愛媛県四国中央市の中学生が地元の紙産業を学ぶ「ものづくり体験講座」の発表会が9日、同市中曽根町の三島東中学校であり、学んだ成果を生徒が発表した。
 県紙パルプ工業会が2011年度から毎年、市内の中学校1校で実施。本年度は同校の1年生126人が工場見学、水引細工の体験など、9~11月に計8回の講座で学んだ。
 生徒は同市の紙産業の特徴や工場の製造工程、企業の商品開発などのテーマで発表。「四国中央市の(紙関連製造品の)出荷額は日本一」「音が出たり、人を乗せて飛べたりする紙ができてほしい」などと話した。