愛媛県は15日、西条保健所管内の医療機関で、入院中の60代の女性患者が肺結核を発症し、女性と接触のあった入院患者や職員ら計66人のうち女性以外に発病者6人、感染者18人が確認されたと発表した。
 県によると、女性と発病者(40~70代、女性)の容体は安定している。感染症法に基づき、医療機関が66人の健康診断を実施し、西条保健所が感染経路などを特定する積極的疫学調査を実施している。
 最初に発病した女性は医療機関に長期入院しており狭い空間で長期間、接触機会があったことが感染拡大の一因とみている。