愛媛県議会(総定数47)での自民党会派分裂を受け、第3会派の愛媛維新の会(横田弘之代表、6人)が、2月定例会最終日の17日に想定される議長選に向け、新会派・自民党志士の会(西原進平代表、12人)に協力する方針を固めたことが9日、分かった。
 次期議長人事では自民党(明比昭治代表、14人)幹部らが戒能潤之介副議長を推し、自民志士は別の候補擁立を目指している。
 横田氏は、分裂前の自民は正副議長など主要ポストを独占していたと批判。「新会派(自民志士)は地方分権の新しい時代をつくり、『地域第一』『政策中心』の中村県政を支持する流れにある」と述べた。