愛媛県警は9日、警部以上の警察官217人と、一般職員120人を対象とする1次異動(23日付、一般職員の管理官以下は4月1日付)を発表した。16日内示の2次と合わせて計1075人程度(前年比16人増)の予定で、例年並みの規模になる見通し。一般職員の係長級以下の氏名や異動先は非公開。
警務課によると、愛媛国体の警衛、警備に当たる警衛対策課の人員を30人から55人に大幅に増やした。被害が収まらない特殊詐欺、ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)などの人身安全関連事案、テロなどの対応に当たる本部・警察署の各部門で警察官計8人を増員予定で、昨年に続いて体制を強化する。