愛媛県の重信川流域の環境保全を目指して重信川の自然をはぐくむ会(矢田部龍一会長)や重信川美化推進の会(武智加長代表)は17日、東温市、松山市、松前町の3カ所で「重信川クリーン大作戦」を行い、地域住民ら約560人が空き缶や雑草などポリ袋約300枚分を集めた。
 上流域の拝志大橋(東温市下林)付近では周辺の企業や住民、地元高校生など約300人が作業。川の中や草の茂った河川敷に軍手や火ばさみを持って入り、枝やタイヤなどを拾った。
 東温市田窪、自営業宇都宮千鶴子さん(61)は「きれいな環境を維持し、次世代に残したい」と話し、東温高2年片岡亜美さん(16)は「地域のためになる活動を続けたい」と笑顔で汗を拭った。