ドローンを使った動画の撮影コンテスト「ドローンフライ南楽園」が7日、愛媛県宇和島市津島町近家の南楽園であり、経験豊富な県内のドローン愛好者6組9人が腕を競った。
 広い敷地や美しい景観を生かした映像を通して南楽園の新たな魅力を発見しようと南レクが初めて実施。参加者は設定ルートに従い、園内の池に架かる橋を真上から見たり、高い上空から緑豊かな日本庭園の全景を捉えたりして撮影。ドローンに取り付けたカメラの映像をモニターで確認しながら作業を進めた。
 参加した鬼北町の自営業の男性(62)は「安全運行を第一に、南楽園の魅力であるきれいな風景を収めたい」と話していた。
 撮影した動画を基に10月末に最優秀賞を決定。河原デザインアート専門学校(松山市)の学生が編集し、11月19日に同園である「えひめいやしの南予博2016」のクロージングレセプションでお披露目する予定。
 また、初心者を対象にしたドローンの活用方法や安全操縦の講習会もあった。