自動車整備士教育視察 ミャンマー国会議員ら
3月に新政権が発足したミャンマーの国会議員訪日団が10日愛媛県を訪れ、松山市内の自動車整備士の養成学校などを訪れ、経済発展に向けた協力や交流促進を呼び掛けた。
訪日団はミャンマー政府の交通・通信・建設委員会や国際関係委員会などに所属する国会議員ら約20人で構成。県外国人技能実習生受入組合協議会とミャンマー海外労働者派遣企業協会が1月、技能実習生の受け入れに関する連携協定を結ぶなど愛媛とミャンマーの交流は活発化しており、来県は自動車の普及が進む同国で課題になっている車検の在り方の視察が目的。
日産愛媛自動車大学校(松山市宮西2丁目)を訪れた一行は実習の様子や設備などを熱心に見学。自動車工学科がある松山聖陵高校では整備士試験の合格者数や授業時間などについて聞き、生徒に「整備の訓練は難しくないか」などと質問していた。