条例で定めた「自転車安全利用の日」の10日、愛媛県などは松山市大街道2丁目の商店街で、高齢者らにヘルメットを着用してもらう啓発活動を展開した。
 市シルバー人材センターの会員ら約40人は帽子タイプのヘルメットをかぶるなどして買い物客らにPR。県警によると、今年は11月末現在、自転車乗車中の交通事故死者17人のうち高齢者が15人。うちヘルメット着用は1人だった。
 また11月10日に実施した県内17カ所での調査で、高齢者の着用率は2.9%と全年齢層の65.0%よりも大幅に低かった。