船の構造学んだよ、小中学生ら航海 西条沖
海の日の18日、フェリーで愛媛県西条市沖の燧灘を航海しながら海や船に親しむ「第42回西条市研修の船」があり、市内の小中学生ら約850人が船内の構造や救命胴衣の着用法などを学んだ。
市海事振興会と市教育委員会が四国開発フェリー(今治市)などの協力を得て毎年実施。今年はゲストとして、海上保安庁の「うみまる」、石鎚山の水の精「チャップン爺(じい)やん」、カブトガニの「カブちゃん」のキャラクター3体が登場した。
参加者は同社のフェリー(9917トン)に乗船し、午前10時ごろに西条市今在家の東予港を出港。操舵(そうだ)室や客室などを見学したり、デッキに出て海や島を眺めたりして約2時間半の船旅を楽しんだ。