色優しく布花咲いた 松山で作品展
染料で染めた布で春の花を表現した作品展「布花たちのおしゃべり展」が愛媛県松山市南堀端町の「日々くらしのモノ。」で開かれている。優しい色合いの花束やコサージュなどが訪れた人を楽しませている。3月1日まで。
市内で教室を開くアトリエ「花葉菜(はなはな)」のメンバー20人が、シルクや木綿などさまざまな素材の白い布に染料で色を付け、モチーフの花のイメージを自由に膨らませて制作した約500点を展示した。
店内には、白や淡い赤紫色のバラのブーケや、ピンクのマーガレットの花束、野に咲く花をモチーフにしたリースなどがずらり。アトリエ主宰の加藤直子さんは「自分なりの気持ちを込めて花を創作できるのが魅力。春の野原に来たような雰囲気を味わってもらいたい」と話している。
28日はコサージュ制作のワークショップを開催する。申し込み不要。参加費2000円(材料費込み)。問い合わせは「日々くらしのモノ。」=電話089(933)3584。