およそ１００年前の明治・大正期の花嫁行列を再現した結婚式が５日、愛媛県内子町内子の八日市・護国伝統的建造物群保存地区で開かれた。町並保存会の有志らも昔の衣装で祝福し雰囲気を盛り上げた。
　新郎新婦とも内子町職員で、新郎は自治・学習課の小河卓也さん（２８）。新婦は町並・地域振興課の小野翠さん（３１）。えひめいやしの南予博２０１６で内子町が取り組む「時代祭り・時代巡り」の一環で、町並保存会が会の４０周年記念も兼ねて企画した。
　花婿が花嫁を実家に迎えに行く「嫁迎え」、花嫁が婚家に向かう「花嫁行列」は双方の家を町家資料館と上芳我邸に設定し再現。行列の沿道では、仮装した保存会有志や地元劇団「オーガンス」のメンバーら約３０人が並び盛大に祝福した。
　白壁の町並みにはカンカン帽をかぶった商店主、職人、女給らがずらりと並び、木ろうや製糸業で栄え、芝居小屋の内子座が産声を上げたころの雰囲気を醸していた。
　地区を挙げ時代も超えた祝福に新郎新婦もにっこり。お練りを終えた２人は「多くの方々に祝福していただきました」と感謝した。
 

　およそ１００年前の明治・大正期の花嫁行列を再現した結婚式が５日、愛媛県内子町内子の八日市・護国伝統的建造物群保存地区で開かれた。町並保存会の有志らも昔の衣装で祝福し雰囲気を盛り上げた。
　新郎新婦とも内子町職員で、新郎は自治・学習課の小河卓也さん（２８）。新婦は町並・地域振興課の小野翠さん（３１）。えひめいやしの南予博２０１６で内子町が取り組む「時代祭り・時代巡り」の一環で、町並保存会が会の４０周年記念も兼ねて企画した。
　花婿が花嫁を実家に迎えに行く「嫁迎え」、花嫁が婚家に向かう「花嫁行列」は双方の家を町家資料館と上芳我邸に設定し再現。行列の沿道では、仮装した保存会有志や地元劇団「オーガンス」のメンバーら約３０人が並び盛大に祝福した。
　白壁の町並みにはカンカン帽をかぶった商店主、職人、女給らがずらりと並び、木ろうや製糸業で栄え、芝居小屋の内子座が産声を上げたころの雰囲気を醸していた。
　地区を挙げ時代も超えた祝福に新郎新婦もにっこり。お練りを終えた２人は「多くの方々に祝福していただきました」と感謝した。