生け花の高校日本一を決める「Ikenobo花の甲子園2015」(池坊華道会主催)の四国地区大会が8日、高松市であった。東温高と済美高の愛媛勢2校を含む4県12校の華道部員らが3人一組で出場し、みずみずしい感性や大胆な発想を競い合った。
 7回目の今年は最多の全国139校が参加。13地区で予選を実施し、代表校は11月に京都で開かれる全国大会に出場する。四国は代表校に高知県の高知追手前高が選ばれた。
 3種類の器に3人各自が45分以内に作品を仕上げるルールで、花はヒマワリやバラなど16種類から選び、各校が持参した1種類と組み合わせる。出来栄えやチームワーク、作品解説のパフォーマンスを審査し、観客や出場者相互の投票も加算して総合得点を競った。