造船、舶用工業メーカーでつくる今治地域造船技術センター(会長・森克司新来島どっく執行役員総務部長)の初級研修修了式が30日、愛媛県今治市波方町樋口の波方公民館であり、4月中旬から基礎技術を学んでいた会員企業18社の新人113人が将来の業界を担う一員としてスタートを切った。
 研修生は会員企業の熟練技術者から溶接、ガス切断、クレーン操作などを教わり、それぞれの職場で必要な資格を取得した。
 式では森会長が「習得した技能、経験を十分発揮し、第一線で活躍することを期待する」とあいさつし、修了証書を手渡した。
 研修は2005年から毎年実施し、今回を含め計1031人が修了した。