愛媛県内の公立中で初めて英語や数学に特化した少人数制の教育課程を導入した別子中学校(新居浜市別子山、山田浩司校長)の入学式が11日、同校であり、創立69年の歴史に新たなページを刻んだ。
 新入生は2年ぶりで、地元の特別支援学級生徒を含めた計6人。市街地からスクールバスで通学する男子3人と女子2人が新課程で学び、年間100時間以上の放課後学習で英語や数学などの知識を伸ばす。9月からは外国語指導助手(ALT)を迎えるなどカリキュラムを順次充実させ、2018年度から全寮制に移行する。