国や愛媛県、市町などへの要望や困り事を聞く「行政相談」の出前講座が19日、伊予市上吾川の郡中小学校であった。6年生約160人が愛媛行政評価事務所の職員や市内担当の行政相談委員3人から制度の仕組みを学んだ。
 出前講座は同事務所が毎年開いている。
 職員は「道路に穴があり転んだなど身の回りの困り事などを受け付けるのが行政相談」と説明。2015年度は、ボランティアで活動する県内84人の行政相談委員と事務所で2856件の相談を処理したと話し、活用を呼び掛けた。