アラスカのオーロラや野生動物などを撮影する写真家松本紀生さん(44)=愛媛県松山市=を招いた講演会がこのほど、四国中央市土居町土居の土居中学校であった。氷点下50度の極寒の中で過ごした体験談などに生徒約390人が耳を傾け、アラスカの壮大な世界に触れた。
 年間で計半年ほどアラスカに滞在する松本さん。北米大陸最高峰のデナリ山(旧称マッキンリー)の麓で撮影した赤や黄、緑など幻想的なオーロラを見せ「一人でキャンプして撮影する生活を20年間続けている。生きているという充実感を味わっている」。
 クマやシャチ、クジラとの出合いなど四季折々の体験も、動画で臨場感たっぷりに紹介。