愛媛銀行(松山市)の創業100周年記念碑の除幕式が11日、創業地の西条市明屋敷の東予無尽蓄積跡地であり、関係者約30人が地域や先人に感謝しつつ、完成を祝った。
 愛媛銀は、1915年9月16日に発足した東予無尽蓄積がルーツ。43年には県内の無尽会社5社が合併し、愛媛無尽を設立。51年に愛媛相互銀行に商号変更、89年に現行名となった。
 記念碑は高さ2.3メートル、幅1メートル、奥行き0.45メートル。「愛媛銀行創業百周年記念碑」の文字と沿革が記された。除幕式では本田元広頭取が「思いやりと助け合いの無尽の精神を継承し、次の100年に向けて古里愛媛のために尽くしたい」と抱負を述べた。