非行少年の補導活動や更生支援に携わる愛媛県少年警察ボランティア協会の総会が23日、県警本部であり、2015年度は立ち直り支援活動の推進などの取り組みを決めた。
 総会には、県内16地区の代表者や県警本部など計41人が出席。横内通夫会長が「地域の子どもは地域で守り育てる使命感を持ち、少年を健全に育成する努力が必要」とあいさつ。県警の伊藤昇一本部長は、県内の再非行率が全国平均を上回っている点に触れ「少年を取り巻く有害環境の浄化や立ち直り支援に尽力するようお願いする」と述べた。
 14年度に地域での見守り活動などで功労のあった個人32人と3団体を表彰した。