在スペイン大使館の越川和彦大使が23日、四国の官民が世界遺産登録を目指している四国八十八カ所霊場と遍路道について、愛媛県庁で中村時広知事と意見交換した。
 スペインには世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」があり、ガリシア州と四国4県が9月に姉妹道交流協定を締結する予定。
 中村知事が、両巡礼路の歴史や距離の長さが似通っていることなどを紹介。越川大使は「日本で四国遍路を知らない人はいないと思うが、世界に売り出してほしい。われわれも現地で売り出していく」と述べた。