未来の観光関連産業の担い手を育てようと、愛媛大は20日、観光に携わる外部講師を招いた講義を新たに開講した。来年2月末まで、愛媛県内の観光政策や観光サービス論などを受講生が学ぶ。
 愛媛大が産官学連携観光産業振興協議会などの協力を得て実施し、愛媛大法文学部の和田寿博教授(52)が講義を担当。前期は7月末までの全15回で、民宿経営者や自治体職員らが、もてなしのマナーや「しまなみの農家民宿と地域振興」などをテーマに登壇する。
 初回は「内子町の観光まちづくり」と題し、松山大の鈴木茂経済学部教授(67)と内子町ビジターセンターの中岡紀子所長(56)が対談形式で講義した。