愛媛県四国中央市の歴史や文化を伝える「紙まつり」(実行委員会主催)が2日、同市川之江町の商店街をメーン会場に始まった。夜には、地域住民に親しまれている「紙おどり」があり、市民や企業など6連の約360人が参加。熱気あふれる踊りで観客を魅了した。まつりは今年で37回目。
 あいにくの悪天候で紙おどりへの参加を見送った連もあったが、ルートを一部変更してアーケード内でスタート。各連は太鼓やかね、笛の音に合わせて、紙の手すきの所作をモチーフにした踊りを披露。息をそろえて力いっぱい踊り、全ての連が集う「総おどり」でクライマックスを迎えた。