社会に巣立つ児童養護施設や自立支援施設の中高生を対象にした身だしなみセミナーが19日、愛媛県松山市持田町3丁目の県総合社会福祉会館であった。県内7施設から参加した男女13人が、社会人としてのマナーやメークの基本を学んだ。
 愛媛児童福祉施設連合会の梶原淳一会長は「姿勢や笑顔などを身につけ、社会人の第一歩として自覚を持ってほしい」と激励。
 講師は「背筋が伸びていると頼りがいがある」「幸せな人生には笑顔が欠かせない」とアドバイスし、お辞儀や笑顔を練習した。
 女子生徒は化粧水や乳液の正しい使用法を学び、鏡をのぞき込んでチークやアイシャドーで好感をもたれるメーキャップに挑戦。男子生徒は洗顔の仕方などを身につけた。