子どもたちに火に親しんでもらう「火育キッズ教室」が6日、愛媛県の砥部町高尾田の麻生小学校であり、5年生78人が火おこしやマッチ擦りなどを体験し、火の正しい取り扱い方への理解を深めた。
 四国ガス(今治市)と四国4県のLPガス協会でつくる「ガスコラボ四国」の出前授業。同校の学年PTA活動の一環で、保護者約70人も参加した。
 児童らは料理など暮らしに欠かせない火の役割や火がおこる仕組みなどをクイズも交えて学習。古代の火おこし体験では、ひもを巻き付けた木の棒を左右に懸命に動かして板をこすり、煙が立ち上り火種を確認すると「付いた」と歓声を上げて喜んだ。