地元で盛んな真珠養殖体験に取り組んでいる愛媛県愛南町中浦の中浦小学校の児童が2日、近くの作業場で真珠の浜揚げ作業に挑戦した。採取した真珠は6年生3人が指輪やペンダントにして、3月に卒業記念で保護者にプレゼントする。
同校では毎年、地元御荘湾の真珠養殖を学ぼうと業者の協力を得て、5、6年生が作業を体験している。2015年度は7人が6月に核入れをし、10月には貝が元気に育つよう表面についたフジツボなどを取り除く作業をした。
2日は児童らが核入れしたアコヤガイ約50個を浜揚げ。こつを教わりながら、貝の身の裏に手を入いれて直径約7ミリに育った真珠を取り出した。