愛媛県教育委員会は9日、松山市で県通学路安全推進委員会(委員長・小川和久東北工業大教授、15人)を開き、路肩の拡幅といった効果的な安全対策について意見交換した。
 行政や県警、PTAの関係者で構成。オブザーバーとして市町教委の担当者らも出席した。
 県土木部は、県道の整備に関し「自転車が多い道路では新設時、路肩を通常より大幅に広くする取り組みを2015年度から始めている」と説明した。
 危険箇所ではPTA関係者が「保護者はどこに何を言ってよいか分からない面がある」と指摘。ガードレールや防護柵の設置など安全対策の予算拡充への配慮を行政に求めた。