過労やパワーハラスメント(パワハラ)などによる自殺を防ごうと、弁護士や医師、愛媛労連の労働相談員ら6人が18日、愛媛県松山市来住町の愛媛生協病院で無料の電話相談に応じた。
「過労・パワハラ・自殺110番」として毎年6月に全国で行っており、29回目。介護施設でパワハラを受けていたという女性から相談があった。実行委員会メンバーの中尾英二弁護士によると、近年は介護や飲食業、食品製造業の長時間労働に関する相談が多く、30代が増加傾向にあるという。
中尾弁護士は「働いているときは相談しにくく、泣き寝入りしてしまう人がいる。1人で悩まず、相談してほしい」と話した。