「18歳選挙権」が初適用される7月10日投開票の参院選で愛媛県の松山市選挙管理委員会認定の「選挙コンシェルジュ」の大学生らが29日、愛媛大(文京町)と松山大(同)で学生製作のパンフレット計1500部を配り、投票を呼び掛けた。
 若者の投票率向上を図ろうと市選管が大学生ら33人を選挙コンシェルジュ、12団体を選挙クルーに認定し啓発活動を行っている。両大では期日前投票所が7月6~8日の午前10時~午後5時に設置される。
 愛媛大では昼休みの時間帯に、20人が食堂や生協前で「大学でも投票できます」などと声を掛けて配布した。パンフレットを受け取った学生は「大学で投票できるとは知らなかった。行ってみようと思う」と話した。