JR四国がこのほどまとめた2014年度の忘れ物白書によると、管内の駅や列車内などでの忘れ物は3万2585件(前年度比6.8%増)で、JR四国発足の1987年度以降、13年度を抜いて最多を更新した。
 件数は増加傾向で、品目別の最多は傘7664点(6.8%増)。雨傘だけでなく日傘も多いという。次いで、眼鏡や帽子、マフラー、手袋などの装身具類5745点▽書籍・文房具3298点▽携帯電話2221点―など。
 四国遍路の金剛づえや掃除機、牛丼、スイカなど珍しい忘れ物もあった。