愛媛県南予と伊予市の10市町を舞台にした観光イベント「えひめいやしの南予博2016」が26日開幕し、豊かな食や自然、文化の魅力を発信した。約8カ月間にわたって270以上の多彩なイベントを実施し、訪れた人をゆったりともてなす。
 内子町、大洲市、西予市をメーン会場にした「えひめ町並博2004」、宇和島圏域で開催した「えひめ南予いやし博2012」に続き、南予の観光振興を目指す大型イベントの第3弾。食・食文化、サイクリング、アウトドア、文化・芸術の4テーマを軸に、11月20日まで開催する。
 実行委員会の会長を務める中村時広知事は八幡浜市沖新田の道の駅「八幡浜みなっと」であった開幕式典で「南予を一つのフィールドとしてとらえた方がメニューが豊富になり、魅力が倍加する。笑顔のおもてなしで、楽しいイベントにしてほしい」と呼び掛けた。イベント情報は南予博のホームページ(http://www.iyashinonanyo.jp)などで紹介している。