安倍内閣で海洋政策を担当する島尻安伊子沖縄北方担当相が26日、愛媛県今治市を訪れ、造船会社の視察や海事産業関係者らと意見交換した。
 島尻氏は同市小浦町1丁目の今治造船今治工場を訪問。建造中のばら積み船を見学したほか、国立波方海上技術短期大学校で船員の養成訓練の内容などを確認した。続いて今治市役所で金融機関や造船海運、舶用機器会社の役員ら約20人と非公開の意見交換会を開催。島尻氏は終了後、今治の海事産業に関し「産学官が連携し、人材育成などに取り組んでいる。地方創生のあるべき姿と感じた」と評価した。