防火意識を高めてもらおうと、愛媛県西予市の少年消防クラブの児童17人が20日、火災などに注意を呼び掛ける言葉を入れたミニ門松作りに挑戦した。門松は市内のJR卯之町駅やコンビニエンスストアなど人目につきやすい8カ所に贈る。
 ミニ門松作りは、西予市消防本部が初めて実施。宇和町、田之浜両小学校の子どもが市消防本部で消防職員の指導を受けながら作業した。
 児童は竹を職員に押さえてもらいながら、のこぎりで切り、赤い実のナンテンや、松を楽しそうに組み合わせた。最後に「寝たばこはやめましょう」「ストーブの上に洗濯物をほさないように」など、自分たちで考えた文章を取り付け、高さ40センチほどの飾りを仕上げた。